おきなわの観光意見・絵画コンクール

あいさつ

謹啓 皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素より、かりゆしグループ事業活動に格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、本コンクールは、株式会社かりゆし創業40周年記念事業「観光文化事業」の一環として平成14年(2002年)よりスタートし、2013年より沖縄県ユネスコ協会様と共同開催させていただいております。

本コンクールを通して、沖縄の豊かな自然や伝統的な地域の文化等を見つめ直すきっかけ作りとなり、新たな沖縄の魅力の発掘や観光産業について理解を深めることが、未来の沖縄観光の更なる発展に繋がるものだと期待しております

本コンクールを開催するにあたり、作品をご応募いただきました児童・生徒の皆様をはじめ、ご指導にあたられました各学校の先生方、ご尽力いただきました審査員の皆様、またご後援をいただきました関係各位に厚く御礼申し上げます。

今後もかりゆしグループは、「観光」を通して次代を担う子供たちの育成と地域社会への貢献に努めてまいりますと共に、沖縄観光産業の発展に微力ではございますが取り組んで参る所存でございます。今後とも、尚一層のご支援ご協力を賜りますよう謹んでお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。 謹白

株式会社かりゆし 代表取締役社長 當山 智士
株式会社かりゆし
代表取締役社長 當山 智士
沖縄県ユネスコ協会(共同開催) 会長 東 良和
沖縄県ユネスコ協会
会長 東 良和

沖縄県ユネスコ協会で長年開催してきた「ユネスコ絵画展」が、かりゆしグループ主催の「おきなわの観光絵画コンクール」と共催となり、毎年、力強い郷土愛と沖縄に対する誇りに満ちた、多くの作品をご応募いただきまして共同主催者として心から御礼を申し上げます。

国連機関の一つであるユネスコ UNESCO(国連 教育・科学・文化 機関)は、第二次世界大戦後、後悔の中で生まれました。UNESCO の最大の目的は “戦争を二度と起こさないこと” です。大戦前夜の世界は各国がナショナリズムや利己主義に満ち溢れ、教育・科学、宗教・文化までも戦争を扇動し鼓舞するための道具として利用していました。ユネスコ憲章の前文には『戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。』と謳われています。つまり、伝統芸能、言語、宗教、習慣など、異文化に対する正しい理解が相互の友好関係を育み平和な世界を築くことになるということです。

この絵画コンクールを通して、生徒の皆さんが自らの地域の『たからもの』を題材として誇りに思ったことと同じように、世界中に存在する多様な文化や自然のひとつひとつがそこに住む人たちのかけがえのないものだと理解することがユネスコの理念であります。作品を応募してくれた皆さん、そして、その環境をつくってくれた皆さんに心から敬意を表し共催者のごあいさつといたします。